本日から2週間、京都デザイン専門学校からインターンシップ生が2名参加してくれています。
学生の皆さんにとって、現場での経験は学校では得られない貴重な機会であり、多くの刺激を受けることと思います。この機会を十分に活かしてほしいと願っています。

デザイン会社でのインターンシップで大切にしてほしい考え方をひとつご紹介します。

それは、「与えてもらうのを待つのではなく、自ら取りに行く」という考え方です。
学校では課題が与えられ、何をすればよいかが明確に示されることが多いと思います。
言い換えれば、「答えが用意された問題」が出される環境です。
しかし、職場では自分から動き、問いを立てていく姿勢が求められます。
つまり、「自ら問いを作り、答えを導く立場」に立つということです。
「問いを作る瞬間」が、実はデザイナーのアイデアの素ともいえると思うのです。

例えば、将来信頼されるデザイナーとして評価されるためには、クライアントに「どんなデザインがいいですか？」と質問しているだけでは、次の仕事を得るのは難しいでしょう。
「このようなデザインを提案します。理由は○○です」と、自分から問いを立てて答えを出すことができる人間になることで、自分の市場価値が高まるのです。

そのためには、まず自分から手を挙げ、自分の考えを伝える主体性が鍵となります。
インターン期間を最高の時間にするためにも、主体的に取り組んで、ぜひ楽しんで参加してください。

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