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Figma vs. XD:UI/UXデザイナーのための徹底比較ガイド

2024年07月5日

Figma vs. XD:UI/UXデザイナーのための徹底比較ガイド

UI/UXデザインの世界において、FigmaとAdobe XDは、人気を博しているツールです。どちらも優れた機能を備えていますが、それぞれの強みと弱み、そして使用シーンは異なります。本記事では、機能、コラボレーション、価格などの観点から、FigmaとAdobe XDを徹底比較し、どちらがあなたのニーズに合っているのか解説します。あなたのデザインワークフローを向上させる最適なツールを見つけるためのガイドとして役立ててください。

Figma と Adobe XD: UI/UXデザイナーのための究極の比較

UI/UXデザイナーにとって、適切なデザインツールを選択することは、成功への重要なステップです。FigmaとAdobe XDは、デザイン業界で広く使用されている、人気のある2つの選択肢です。どちらも強力な機能を備えていますが、それぞれに特徴的な強みと弱みがあり、開発者、デザイナー、プロジェクトマネージャーのワークフローに異なる影響を与えます。どちらのツールがあなたのニーズに合っているのかを判断するために、それぞれの機能、使いやすさ、価格、コラボレーション機能、そしてデザインの自由度について、詳細に比較検討してみましょう。

機能比較: Figma vs. Adobe XD

FigmaとAdobe XDは、UI/UXデザインに必要な基本的な機能をすべて備えています。しかし、それぞれに独自の機能で際立っている部分があります。まずは、両ツールの主要な機能とその比較について詳しく見ていきましょう。

プロトタイピング機能

FigmaとAdobe XDはどちらも、インタラクティブなプロトタイプを作成するための強力なプロトタイピング機能を提供しています。クリック、ドラッグ、スワイプなどのジェスチャーを使用して、ユーザーインターフェースの動作をシミュレートできます。Figmaは、より洗練されたアニメーション機能を提供し、複雑なインタラクションを作成することができます。一方、Adobe XDは、より直感的なインターフェースで、初心者でも簡単にプロトタイプを作成することができます。

デザインシステム機能

デザインシステムは、デザインの一貫性を保ち、効率的なワークフローを実現するために不可欠です。Figmaは、デザインシステムの構築と管理に特化した強力な機能を提供しています。スタイルガイド、コンポーネント、変数などを使用して、デザイン要素を再利用し、一貫性を維持することができます。Adobe XDもデザインシステム機能を備えていますが、Figmaほど充実していません。

コラボレーション機能

チームで作業する場合、リアルタイムのコラボレーションは不可欠です。Figmaは、複数のユーザーが同時に同じファイル上で作業できるリアルタイムコラボレーション機能を標準装備しています。一方、Adobe XDでもコラボレーション機能は提供されていますが、リアルタイムでの共同編集はできません。チームで連携して作業する場合、Figmaの方が優れていると言えるでしょう。

プラグイン

FigmaとAdobe XDはどちらも、サードパーティ製のプラグインをサポートしています。プラグインを使用することで、ツールの機能を拡張し、効率的なワークフローを実現することができます。Figmaは、より多くのプラグインが利用可能で、機能も豊富です。Adobe XDもプラグインをサポートしていますが、選択肢はそれほど多くありません。

その他

上記以外にも、FigmaとAdobe XDには、それぞれ特徴的な機能があります。Figmaは、ベクター編集ツールやデータ視覚化機能など、より高度な機能を備えています。一方、Adobe XDは、Adobe Creative Cloudとの連携機能が充実しています。どちらのツールが良いか判断するには、自身のニーズやプロジェクトの要件を考慮することが重要です。

価格とプラン: FigmaとAdobe XDのどちらが最適か?

FigmaとAdobe XDは、無料プランと有料プランを提供しています。無料プランだけでも、基本的な機能は十分に使えるため、個人で趣味でデザインを始める場合や、学生であれば無料プランで十分でしょう。しかし、本格的にデザイン業務を行ったり、チームで共同作業を行ったりする場合には、有料プランの利用を検討する必要があります。

Figmaの有料プランは、チームで利用する場合に適しており、ユーザー数や機能に応じて価格が設定されます。一方、Adobe XDの有料プランは、個人利用またはチーム利用どちらにも適しており、月額制で利用できます。Adobe Creative Cloudの他のアプリケーションとのバンドルプランも用意されているため、Adobeの他のアプリケーションも利用したい方は、バンドルプランがお得です。

どちらのツールが最適かは、自分のニーズや予算によって異なります。無料プランで十分な場合もありますが、本格的にデザイン業務を行いたい場合は、有料プランの利用を検討してみてください。

ワークフローとコラボレーション: Figma vs. Adobe XD

デザインツールを選ぶ際に重要な要素の一つが、ワークフローとコラボレーション機能です。FigmaとAdobe XDは、どちらもスムーズなコラボレーションを可能にする機能を備えていますが、それぞれ特徴的な点が異なります。

Figmaは、ブラウザベースのツールであるため、常に最新バージョンが使用できます。また、リアルタイムで共同編集が可能で、チームメンバー全員が同じファイルに同時にアクセスして作業できます。そのため、デザイナーと開発者の間でシームレスにデザインデータの共有と編集が行えます。さらに、コメント機能やバージョン管理機能も充実しており、チームでの効率的なコラボレーションを促進します。

一方、Adobe XDは、デスクトップアプリケーションであるため、常に最新バージョンが使用できるわけではありません。リアルタイムでの共同編集機能も提供していますが、Figmaほどのスムーズな連携は期待できません。しかし、Adobe Creative Cloudとの連携がスムーズで、PhotoshopやIllustratorなどの他のAdobe製品とのデータ互換性が高いため、Adobeツールを普段から使用しているデザイナーにとっては、ワークフローがスムーズになるでしょう。

どちらのツールが最適かは、チームの規模やワークフローによって異なります。常に最新の情報共有が重要で、複数のデザイナーが同時に作業する場合はFigmaが適しています。一方、Adobeツールを普段から使用しており、連携性重視のワークフローをお望みの場合は、Adobe XDがおすすめです。

デザインの自由度: FigmaとAdobe XDのどちらが優れているのか?

UI/UXデザインにおいて、デザインの自由度は非常に重要な要素です。デザイナーは、自分の想像力を自由に表現し、創造的なアイデアを実現できるツールを求めています。FigmaとAdobe XDはどちらも多様な機能を備えていますが、デザインの自由度に関しては、それぞれ特徴的な強みを持っています。

Figmaは、その柔軟性と拡張性で知られています。プラグインやカスタムスクリプトを用いることで、ユーザーインターフェースを自由にカスタマイズし、独自のワークフローを構築できます。また、ベクトルベースのデザインツールであるため、オブジェクトのサイズや形状を自由に調整したり、複雑なグラフィックを作成したりすることができます。さらに、Figmaはオープンソースであり、コミュニティによる活発な開発が行われているため、常に新しい機能やデザインの可能性が生まれています。

一方、Adobe XDは、デザインの迅速さと効率性を重視したツールです。直感的で使いやすいインターフェースと豊富なプリセットにより、初心者でも簡単にプロフェッショナルなデザインを作成できます。また、Adobe Creative Cloudとの連携がスムーズで、PhotoshopやIllustratorなどの他のAdobe製品とのデータ互換性が高いため、既存のワークフローにシームレスに統合できます。さらに、Adobe XDは、プロトタイピング機能に優れ、インタラクティブなプロトタイプを作成することで、デザインの完成イメージを早期段階で確認することができます。

どちらのツールが優れているかは、デザイナーの個人的な好みやプロジェクトの要件によって異なります。自由度の高いデザインを求めるならFigmaが、効率性と迅速さを重視するならAdobe XDがおすすめです。最終的には、両方のツールを試用し、自分のニーズに最適なツールを見つけることが重要です。

 

まとめ

FigmaとAdobe XDは、UI/UXデザイナー向けの強力なデザインツールであり、それぞれに利点と欠点があります。 Figmaはリアルタイムコラボレーション、デザインシステム機能、豊富なプラグインで優れ、チームでの作業に適しています。一方、Adobe XDはAdobe Creative Cloudとの連携、直感的なインターフェース、効率性を重視した機能で、個人利用やAdobe製品とのスムーズな連携を求めるデザイナーにおすすめです。あなたのニーズとプロジェクトの要件に基づいて、最適なツールを選択しましょう。

Adobeさん、早くFigmaとXDを統一したアプリをリリースしてください。

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