犬殿 - メイキングムービー -
制作のポイント
動画制作のポイント
犬殿の動画では、単なる製品紹介ではなく、「建築作品としての犬小屋」という世界観を映像で体感できるよう構成しました。
日本の伝統建築が持つ荘厳さと、宮大工の手による精緻な技を伝えるため、光・音・構図に徹底的にこだわっています。
静寂の中に宿る「技」と「美」
撮影では、工房に差し込む自然光や木材の質感、刃物の音など、職人の仕事が持つ“間”を大切にしました。
ナレーションや過度なBGMを排し、映像そのものが語りかける構成としています。
観る人がまるで現場に立ち会っているかのように、一本一本の木材や彫りの深さを感じられる仕上がりです。
建築美としての犬小屋を表現
完成した犬殿を建築物としてとらえ、低いアングルやゆるやかなドリー撮影を用いて、堂々とした佇まいを強調しました。
屋根の反りや組み木の緻密さなど、細部まで美しく見せるカメラワークを採用し、“小屋”ではなく“殿”としての存在感を映像化しています。
余韻を残すストーリーテリング
職人の姿、完成した犬殿、そしてそこに佇む犬――
一連の流れを通して、伝統と愛情、そして日本の美意識が静かに伝わるよう編集しました。
映像の終盤では、静けさの中に深い余韻を残すトーンで締めくくり、ブランドの品格と唯一性を表現しています。
クライアント様のご紹介
犬殿は、日本の伝統的な社寺建築の美と技を継承する宮大工が手がける、世界に一つだけの犬のための邸宅です。
社寺建築で使われる「禅宗様」などの様式を取り入れ、柾目の欅や桧、伸延銅板の屋根、花崗岩の基盤まで妥協なき厳選素材を用い、細部まで職人の手仕事で仕上げられています。
(例:平面寸法:幅1,091mm×奥行1,000mm、総高さ1,191mm)
- クライアント
- 株式会社 文化財構造計画 様
- クライアント住所
- 大阪市淀川区西中島五丁目13番地12号 谷ビル9F
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