ドメイン取得・サイト公開直後にやるべきSEO対策|最初の一手を間違えないために
2026年02月8日

ドメイン取得・サイト公開直後にやるべきSEO対策|最初の一手を間違えないために
Webサイトを立ち上げたばかりの方へ。公開しただけでは検索からの流入はすぐに増えにくく、「ホームページを作成したのに見られない」という壁にぶつかりがちです。
実は、ドメイン取得からサイト公開直後の数日〜数週間は、SEOの土台を決める重要フェーズです。ここでの初期設定がズレると、検索エンジンに正しく認識されず、改善に余計な時間がかかることがあります。
特に多いのが、意図せずnoindexになっている、サイトマップ未送信、URLが複数パターンで重複しているなどの“初期のつまずき”です。最初の一手を正しく揃えるだけで、その後の施策が効きやすくなります。
この記事では、ホームページ制作(デザイン会社に依頼した場合も、自社で作成した場合も)に共通する「公開直後に必ずやるべきSEO」を、手順と注意点に絞って解説します。
サイト公開前に確認すべきSEOの基礎知識
SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)は、Webサイトを検索エンジンのランキングで上位表示させるための対策です。ドメイン取得やサイト公開直後のSEO対策は、その後のWebサイトの成長に大きく影響を与えるため、非常に重要です。最初の一手を間違えると、その後のSEO戦略全体に悪影響を及ぼす可能性も否定できません。本項では、サイト公開前に確認しておくべきSEOの基礎知識について解説します。
SEO対策は、大きく分けて「テクニカルSEO」「コンテンツSEO」「ローカルSEO」などに分類できますが、ここでは、ドメイン取得・サイト公開直後に行うべきテクニカルSEOの基礎に焦点を当てて解説します。
SEO対策の全体像を理解し、最初に行うべき対策を正しく把握することで、長期的な視点で効果的なSEO戦略を立てることが可能になります。
SEO対策を進める上で、クローラビリティ、インデクサビリティ、ランキングという3つの基本的な概念を理解することが重要です。
クローラビリティ(Crawability): 検索エンジンのクローラーがWebサイトをどれだけ巡回しやすいかを示す指標です。クローラーがサイト内のページをスムーズに発見し、アクセスできる状態を指します。
インデクサビリティ(Indexability): 検索エンジンがWebサイトのコンテンツをどれだけインデックス(データベースに登録)しやすいかを示す指標です。インデックスされることで、Webサイトは検索結果に表示されるようになります。
ランキング(Ranking): 検索結果におけるWebサイトの表示順位です。検索エンジンのアルゴリズムによって決定され、上位表示されるほど多くのユーザーにアクセスされる可能性が高まります。
検索エンジンの仕組みを理解することも重要です。代表的な検索エンジンであるGoogleは、独自のアルゴリズムを用いてWebサイトのランキングを決定しています。このアルゴリズムは常に進化しており、Webサイトの品質、関連性、ユーザーエクスペリエンスなどを総合的に評価します。
また、Googleはモバイルファーストインデックス(MFI)を推進しており、モバイル版のWebサイトを評価の基準としています。したがって、Webサイトをモバイルフレンドリーに対応させることは、SEO対策の基本となります。
クローラビリティとインデクサビリティの重要性
クローラビリティとインデクサビリティは、SEO対策の初期段階で最も重要な要素です。クローラーがWebサイトを巡回しやすく、インデックスされやすいサイト構造にすることで、検索エンジンにWebサイトの存在を認識してもらい、評価してもらうための第一歩となります。
クローラビリティを高めるためには、以下の対策が有効です。
robots.txtの設定:
robots.txtは、クローラーに対してWebサイトのどの部分をクロールしてほしくないかを指示するファイルです。適切に設定することで、不要なページのクロールを避け、重要なページにクローラーのアクセスを集中させることができます。XMLサイトマップの送信: XMLサイトマップは、Webサイトの全ページのURLをリスト化したファイルです。検索エンジンにWebサイトの構造を伝え、効率的なクロールを促します。Google Search Consoleを通じて送信します。
インデクサビリティを高めるためには、以下の点に注意が必要です。
- noindex設定の確認:
noindex設定は、検索エンジンに特定のページをインデックスさせないように指示するものです。誤って重要なページにnoindex設定をしてしまうと、検索結果に表示されなくなるため、注意が必要です。
ペナルティを受けないための注意点
検索エンジンのガイドラインに違反する行為は、ペナルティを受け、ランキングが大幅に下がる原因となります。Webサイトを運営する上で、ペナルティを受けないように注意することが重要です。
ペナルティの対象となる主な行為は以下の通りです。
重複コンテンツ: 他のWebサイトや自サイト内の異なるページと内容が酷似しているコンテンツは、重複コンテンツとみなされ、評価が下がる可能性があります。
隠しテキスト: ユーザーには見えないように、検索エンジンに対してのみキーワードを詰め込んだテキストは、ペナルティの対象となります。
キーワードの過剰な使用: コンテンツ内で特定のキーワードを不自然に多用すると、キーワードの乱用とみなされ、ペナルティを受ける可能性があります。
Googleが公開しているウェブマスター向けガイドラインを遵守し、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供することが、ペナルティを回避し、長期的にSEO効果を高めるための基本となります。
公開直後に多い“順位がつかない原因”は、ガイドライン違反よりも設定ミスです。次の項目は必ず確認しましょう。
noindexの取り残し: テスト中の設定が本番に残ると検索結果に出ません。
http/https・www有無の混在: 同じ内容のURLが複数できると評価が分散します。
canonicalの誤設定: 正規URLが別ページを指しているとインデックスが不安定になります。
検索結果に出したくないページの整理: サンクスページや重複しやすい一覧ページは方針を決めて管理します。
サイト公開直後に実施すべき具体的なSEO対策
サイト公開直後は、Webサイトを検索エンジンに認識してもらい、適切に評価してもらうための重要な時期です。この段階で適切な対策を講じることで、その後のSEO効果を大きく左右する可能性があります。ここでは、サイト公開直後に実施すべき具体的なSEO対策について解説します。
- Google Search Consoleの設定と活用方法
- Google Analyticsの設定と活用方法
- XMLサイトマップの送信
- robots.txtの設定
- URL検査ツールを使用したインデックスリクエスト
- モバイルフレンドリーテストの実施
- PageSpeed Insightsでの速度改善
- 構造化データのマークアップ
- SSL/TLS証明書の導入とHTTPS化
- 内部リンク構造の最適化
Google Search ConsoleとGoogle Analyticsの設定
サイト公開直後に行うべき最も重要なことの一つが、Google Search ConsoleとGoogle Analyticsの設定です。これらのツールは、Webサイトのパフォーマンスを追跡し、改善点を見つけるために不可欠です。
Google Search Consoleの設定と活用方法:
- GoogleアカウントでGoogle Search Consoleにログインします。
- WebサイトのURLを登録し、所有権を確認します(DNSレコード、HTMLファイルアップロードなど)。
- サイトマップを送信し、Webサイトのインデックス状況を監視します。
- 検索パフォーマンスレポートで、検索クエリ、表示回数、クリック数、掲載順位を確認します。
- URL検査ツールを使用して、個々のページのインデックス状況を確認し、インデックス登録をリクエストします。
Google Analyticsの設定と活用方法:
- GoogleアカウントでGoogle Analyticsにログインします。
- 新しいプロパティを作成し、WebサイトのURLを登録します。
- トラッキングコードをWebサイトのすべてのページに埋め込みます(
セクション内が推奨)。トラッキングコード(測定タグ)は原則として
<head>内に設置します。WordPressの場合は、テーマ設定や専用プラグイン、またはGTM(Googleタグマネージャー)を使うと管理が安定します。 - ユーザーの行動(ページビュー、セッション、直帰率など)を追跡し、Webサイトのトラフィックソースを分析します。
- 目標を設定して、コンバージョンを追跡します。
これらのツールを導入することで、サイトの現状を把握し、改善点を特定することができます。例えば、Google Search Consoleでインデックスされていないページを特定し、Google Analyticsで特定のページの直帰率が高い場合に、コンテンツの見直しや改善を行うなどの対策が考えられます。
サイト速度改善のための具体的な施策
Webサイトの表示速度は、ユーザーエクスペリエンスとSEOの両方に大きな影響を与えます。表示速度が遅いと、ユーザーはサイトを離れてしまい、検索エンジンのランキングも低下する可能性があります。
以下に、サイト速度を改善するための具体的な施策をいくつか紹介します。
画像の最適化(圧縮・サイズ調整・WebP化): 画像は「表示サイズに合わせる」「圧縮する」「可能ならWebPにする」が基本です。作成時点でサイズを適正化し、アップロード後は必要に応じて圧縮ツールや画像最適化プラグインで調整します。
ブラウザキャッシュの活用: ブラウザキャッシュを利用することで、ユーザーが再訪問した際に、Webサイトのコンテンツを高速に表示できます。
.htaccessファイルやサーバーの設定で、キャッシュポリシーを設定します。CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)の導入: CDNは、世界中に分散されたサーバーにコンテンツをキャッシュし、ユーザーに最も近いサーバーからコンテンツを配信することで、表示速度を向上させます。CloudflareなどのCDNサービスを利用することを検討してください。
レンダリングをブロックするリソースの削減: CSSやJavaScriptなどのリソースがページのレンダリングをブロックしている場合、ページの表示速度が低下します。不要なリソースを削除したり、遅延ロードや非同期処理を実装することで、レンダリングを最適化できます。 Google PageSpeed Insightsなどのツールを使用して、レンダリングをブロックするリソースを特定し、改善策を検討します。
SEO効果を最大化するためのツール比較
SEO対策は、Webサイトを検索エンジンの上位に表示させ、より多くのユーザーにアクセスしてもらうために不可欠です。そのためには、適切なツールを活用することが重要になります。ここでは、SEO対策に役立つツールを一覧で紹介し、それぞれの機能、料金、使いやすさを比較検討します。特に、日本のサービスを中心に紹介し、それぞれの特徴を解説します。キーワード調査、競合分析、順位計測、サイト分析など、目的別に最適なツールを見つけましょう。
| ツール名 | 主な機能 | 料金 | 日本語対応 |
|---|---|---|---|
| ラッコキーワード | キーワード調査、関連キーワード抽出、サジェストキーワード取得 | 無料プランあり/有料 | 〇 |
| MIERUCA | SEO分析、コンテンツマーケティング支援、競合サイト分析 | 要問い合わせ | 〇 |
| GRC | 検索順位チェック、キーワードランキング計測 | 有料 | 〇 |
| Google Search Console | サイトのパフォーマンス測定、インデックス状況の確認、エラーの検出 | 無料 | 〇 |
| Google Analytics | サイトのトラフィック分析、ユーザー行動の把握、コンバージョン追跡 | 無料 | 〇 |
| Ahrefs | 被リンク調査、キーワード調査、競合サイト分析、コンテンツ分析 | 有料 | 〇 |
| SEMrush | キーワード調査、競合サイト分析、順位計測、テクニカルSEO監査 | 有料 | 〇 |
サイト公開直後の段階では、まず無料ツール(Google Search Console・Google Analytics)で「インデックスされているか」「検索に表示されているか」を確認できれば十分です。その上で、運用が軌道に乗ってから順位計測や競合分析ツールを検討するとムダがありません。
AIライティングツール導入の検討
近年、コンテンツ作成を効率化する手段としてAIライティングツールが注目されています。WordStockは、デザイン会社が実際のWeb制作・SEO運用の現場で培ったノウハウをもとに開発された、SEO特化型のAIライティングツールです。キーワード設計から構成作成、本文生成、HTML化までを一貫して行えるため、「検索で評価される記事構造」を意識したコンテンツ作成を効率良く進めることができます。
AIライティングツール導入のメリットとしては、コンテンツ作成時間の短縮、人件費の削減、大量のコンテンツ作成などが挙げられます。特に、キーワードに基づいた記事の自動生成や、既存コンテンツのリライトなど、SEOに特化した機能を持つツールも存在します。
- コンテンツ作成時間の短縮
- 人件費の削減
- 大量のコンテンツ作成
- 24時間稼働
- ファクトチェックの必要性
- オリジナリティの欠如
- 専門知識の不足
- 誤った情報のリスク
一方で、AIライティングツールにはデメリットも存在します。生成されたコンテンツは、必ずしも正確であるとは限らず、ファクトチェックが不可欠です。また、AIが生成する文章は、オリジナリティに欠ける場合や、専門知識が不足している場合があります。そのため、AIライティングツールをSEOに活用する際には、以下の点に注意する必要があります。
- 生成されたコンテンツは必ず人間の目で確認し、修正する
- ファクトチェックを行い、情報の正確性を担保する
- オリジナリティを高めるために、独自の視点や経験を加える
- 専門知識が必要な分野では、専門家の監修を受ける
AIライティングツールは、あくまでコンテンツ作成をサポートするツールであり、完全に自動化できるわけではありません。しかし、適切に活用することで、SEO対策を効率化し、より多くのユーザーに価値ある情報を提供することが可能になります。
よくある質問(FAQ)
Q. サイト公開後、すぐに効果は出ますか?
A. サイトを公開した直後に、検索順位が急上昇したり、アクセス数が劇的に増えたりすることは、残念ながら稀です。SEOは、種を蒔いてから芽が出るまで時間がかかるものと理解してください。検索エンジンがあなたのサイトを認識し、評価を始めるまでには、一定の期間が必要となります。
一般的に、SEOの効果を実感できるようになるまでには、数週間から数ヶ月程度の時間が必要となることが多いです。これは、検索エンジンのクローラーがサイトを巡回し、コンテンツをインデックスするのに時間がかかるためです。また、競合サイトとの比較や、コンテンツの質、キーワードの選定など、様々な要素が影響するため、一概に「いつから効果が出る」と断言することはできません。
大切なのは、焦らずに、継続的にSEO対策を実施することです。良質なコンテンツの作成、キーワードの最適化、内部リンク構造の改善、外部リンクの獲得など、できることからコツコツと積み重ねていくことが重要です。地道な努力が、必ず成果につながります。 Google Search Console などのツールを活用して、定期的にサイトの状況をチェックし、改善を繰り返していくことで、徐々にSEOの効果が現れてくるでしょう。
Q. 無料のSEOツールだけでも効果はありますか?
A. SEO対策を始めるにあたって、無料のツールだけでも一定の効果を期待できます。特に、Google Search ConsoleやGoogle Analyticsは、Webサイトの運営に不可欠なツールであり、無料で利用できるにもかかわらず、非常に多くの情報を提供してくれます。これらのツールを活用することで、サイトのパフォーマンスを把握し、改善点を見つけることができます。
例えば、Google Search Consoleでは、検索エンジンのクローラーがサイトをどのように認識しているか、どのようなキーワードで検索されているか、サイトにエラーがないかなどを確認できます。また、Google Analyticsでは、サイトへのアクセス数、ユーザーの行動、コンバージョン率などを分析できます。これらの情報を基に、コンテンツの改善やキーワードの最適化を行うことで、SEOの効果を高めることができます。
ただし、無料のツールだけでは、高度なSEO対策を行うには限界があることも事実です。有料のツールは、より詳細なデータ分析、競合サイトの分析、キーワードの提案など、より高度な機能を提供しています。例えば、AhrefsやSEMrushなどのツールは、キーワード調査や競合分析に非常に役立ちます。
無料ツールと有料ツールのどちらを選ぶかは、予算やSEOの目標によって異なります。まずは無料のツールから始めて、SEOの基礎を学び、必要に応じて有料ツールを導入することを検討するのがおすすめです。
Q. サイトマップは必ず送信する必要がありますか?
A. はい、サイトマップは検索エンジンにサイトの構造を伝え、クロールを効率化するために非常に重要な役割を果たすため、特別な理由がない限り、必ず送信することをおすすめします。サイトマップとは、Webサイト内のページ構成を記述したファイルのことです。検索エンジンのクローラーは、サイトマップを参考にWebサイトを巡回し、各ページをインデックスします。
サイトマップを送信することで、検索エンジンはWebサイト内のすべてのページを効率的に発見し、インデックスすることができます。特に、大規模なWebサイトや、内部リンク構造が複雑なWebサイトでは、サイトマップの送信が非常に重要になります。サイトマップがない場合、検索エンジンがすべてのページを発見するまでに時間がかかったり、一部のページが見落とされたりする可能性があります。
サイトマップは、Google Search Consoleを通じて送信することができます。サイトマップを送信することで、検索エンジンはWebサイトの構造を理解し、より正確なインデックスを作成することができます。その結果、検索順位の向上や、より多くのトラフィックの獲得につながる可能性があります。
まとめ
この記事では、ドメイン取得・サイト公開直後のSEO対策の重要性と具体的な施策について解説しました。サイト公開直後は、Webサイトが検索エンジンに正しく認識され、評価されるための重要な期間です。Google Search ConsoleやGoogle Analyticsの設定、XMLサイトマップの送信、robots.txtの設定など、基本的な対策を確実に行いましょう。
また、サイト速度の改善や構造化データのマークアップも、SEO効果を高めるために重要です。必要に応じて、ラッコキーワードなどのSEOツールを活用し、キーワード調査や競合分析を行いましょう。
SEOは、一度対策をすれば終わりではありません。継続的に効果測定を行い、改善を続けることが重要です。この記事で紹介した対策を参考に、あなたのWebサイトのSEOを成功させましょう。
ホームページのご相談はお気軽にお問合せ下さい
ホームページのこと、どこから考えればいいか分からない方へ
「今のホームページをこのまま使っていいのか分からない」
「そもそも作り直す必要があるのか判断できない」
そんな状態からのご相談も、アートクリックではよくあります。
構成・内容・必要なページ数・更新のしやすさまで、
発注前の整理から一緒に考えるのが、私たちのスタンスです。
原稿がなくても、要件が固まっていなくても問題ありません。
まずは、今の悩みをそのまま聞かせてください。




