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用紙選びの3つのポイント

2016年01月7日

用紙選びの重要性

名刺、DM、会社パンフレット、商品カタログ、ポスターなど印刷物作る上で、意外と軽視されやすのが『用紙』です。
同じデザインであっても、用紙を変えるだけで仕上がりの印象が大分違ってきます。
用紙選びのポイントをまとめてみましたので参考にしてみて下さい。

用紙選びのポイントは、次の3つです。

  1. デザインの方向性
  2. ご使用の用途
  3. ご予算

(1)デザインの方向性

写真が多く、たくさん印刷する場合は、用紙の価格も安い一般紙がおすすめです。
例えば、コート紙、マットコート紙など
新聞広告や商品カタログなどによく使われている用紙です。

高級感のあるデザイン、エレガントなデザインの場合は、特殊紙を使用した方が綺麗にまとまります。
例えば、ヴァンヌーボー、ペルーラなど
結婚式のペーパーアイテムなどでもよく使われている用紙です。

可愛いデザイン、素朴なデザインの場合は、光沢系よりも用紙に風合いがあるものが最適です。
例えば、上質紙、アラベールなど
アパレル、雑貨屋、カフェのショップカードなどによく使われている用紙です。

(2)ご使用の用途

用紙には、紙の厚みが何種類かあります。ご使用用途に応じて紙の厚みを変えるとよいと思います。
例えば、ポスティングなどで使う場合は、薄手の用紙の方が持ち歩きにも便利です。コート紙であれば、72kgくらいの用紙がおすすめです。
逆に、巻き三つ折りしたお店のリーフレットなどは、厚みのあるしっかりした用紙がよいと思います。コート紙であれば135kgくらいがおすすめです。

(3)ご予算

コート紙などの一般紙に比べると、ヴァンヌーボー、アラベール、ペルーラなどの特殊紙は高価になります。
小ロットの場合は、用紙の値段の影響は少ないですが、大部数印刷する場合は、用紙の種類によって印刷代が左右されますので、ご予算に応じてバランスをとることも大切です。


ここで挙げた用紙以外にもたくさんの種類の用紙があります。
用紙にこだわると、見栄えがぐんっとよくなると思いますので、印刷する前に是非あれこれと思いをめぐらせてみてください。